磐田市上万能で築25年の中古住宅リフォーム - 外壁&耐震補強

0-110-2j_圧縮磐田市上万能のA様。
築25年の中古住宅をご購入され、入居前にリフォームをご計画されました。
インターネットで大得工務店の事を調べられ、お問い合わせを頂きました。

A様がご心配・ご不満だったのは耐震強度、そして増築などでいろいろな素材が使われていて統一感のない外観とトタンの和風な外観、タイル張りの浴室、暗く感じる和室の壁などでした。ご購入された中古住宅は、一度増改築されていましたが、昭和56年以降に建築された建物で、一定の耐震強度はあるといわれているものでした。

地震強化 A様はこの中古物件の情報や外観等から必ず起こるとされている東海地震に対してやや心配と思われていました。そのため耐震補強をしながら、内部をリフォームすることをご検討されました。

このページでは、今回の物件の工事の中から外装と耐震補強工事事例をご紹介します

工事前の様子

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購入時の中古住宅の玄関からの写真です

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駐車場奥からの写真です。外壁が増築部で異なっており、トタン、サイディングなど複数の外壁材が使われていてアンバランスな見た目で、トタン部は前回の塗装から時間が経ち、色があせて傷んできていました。

A様は、今の状態の外観にご不満があり、耐震強度アップすると同時に統一感があって少しでも可愛らしい雰囲気になる外観にすることを希望されていました。

工事中の様子

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足場を組み上げ、養生シートをつけます。

耐震補強、断熱材施工は 面ごと(北面→西面など)に進めていきます。雨がふる前に防湿シートを施工して家の中が濡れないようにしなければならないからです。

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足場をつくりながら、外壁を剥していきます。浴室の外壁の内側でカビが発生していました。

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電力メーターや給湯設備を取り外します。新しいサイディングに施工後、再度、設置するので丁寧に取り外します。

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ここの部分は、グラスウール断熱材がきれいに施工されていました。

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ここの部分は、断熱材が破れていたり、雑な施工がされていました。

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ここの部分は、特にひどい施工部位です。これでは正規の断熱性能が発揮されません。

グラスウールが黒くなっているところがありますが、これは空気が動くことによってグラスウールが黒く汚れる現象です。

壁の中の湿気が高まると結露した水分をグラスウールが吸ってしまって黒かびが生えてしまい、ご家族の健康を損ねてしまうこともありますが、カビ等は生えておらず構造体は健康な状態でした。

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グラスウールが自重で下がって、上部に隙間ができている部分もありました。グラスウールの経年経過時の問題点でもあります。これでは、断熱性能が十分発揮できません。青色は新たに取り付けている金具です。

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外壁側の筋交いや柱などには元々補強用の金物が付いていましたが、耐震性をあげるため、最新基準のより強度の高い金物を追加して強度を高めました。

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最新基準のより強度の高い金物を追加していきます。東海地震に備え、しっかりと耐震補強していきます。

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ポリエステル素材の断熱材「※パーフェクトバリア」を入れていきます。

※パーフェクトバリア:パーフェクトバリアは、発泡断熱材に比べ、長期劣化の少ない素材です。接着剤を使用せず、熱で繊維の多くの交点を融着した電車のパンタグラフのような構造が、優れた弾力と耐ヘタリ性を生じ、挿入時の形状を半永久的に保持することができます。シックハウス症候群は、断熱材から発するホルムアルデヒドが一因といわれていますが、パーフェクトバリアは接着剤を使用していない為、ホルムアルデヒド等の有害物質揮発によるシックハウス症候群の原因素材になりません。また虫食害、発酵腐敗の心配が無いので防止薬剤による二次被害もありません。家族の生活を守るには、断熱材の安全性を考えることも重要です。

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グラスウールのように重みで自沈することがないので断熱性能が施工後の経年経過で断熱性能が大きく低下しないのがうれしいですね。

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「パーフェクトバリア」は、チクチクしないエコな断熱材なんです。健康障害の原因となるアスベストのような素材でないので安心して作業できます。洋服で使われている素材なので家に洋服を着せていると思っていただければわかりやすいです。

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隙間が出ないようしっかりと取り付けていきます。

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筋交いや柱に最新の耐震基準に適合した金物を追加するのと合わせて、JAS(日本農林規格)の認定を取っている構造用合板を専用の釘を使って耐震強度を上げていきます。強度を作り出すのは釘の部分ですので専用の釘を使い、規定の間隔できちんと打ち付けることが重要です。

2002年に書かれた『「釘」が危ない』という本の情報ですが、『独立行政法人建築研究所主任研究員宮村氏によれば、鉄丸釘(N50)の普及率は、関東で8%、東北で18%、北陸で20%、中部で54%、近畿90%、九州99%、北海道100%と供給状態は地域によってバラバラだったようです。手に入りやすいFN-50を使用していた場合は、N50に比べ耐震強度が2割低下する。』と書かれていました。ちょっと怖い情報です。当社はもちろんN50釘を使用しています。

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耐震補強作業中です。高い所の作業もしっかりやっていきます。

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特注防湿シートを張ります。この防湿シートは外からの水は通さずに内部の湿気は外に出すという優れものです。

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雨戸の部分にも筋交いや柱に最新基準の金物を追加し、「パーフェクトバリア」を入れて断熱性能をしっかり確保し、構造用合板を専用の釘を使って打ち付け、強度を上げていきます。

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防湿シートの上に胴縁(どうぶち)を打ち付けていきます。胴縁は、洋風サイディングを取り付ける時の下地となります。

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隠れてしまいますが、大得工務店特注防湿シートです。当社の責任施工の証です。雨戸部材を取り付けます。

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サイディングを取り付けていきます。雰囲気が変わっていきますね。

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窓周りも丁寧にきれいに合わせて張り付けます。サイディング本体とコーナー部材の間には隙間が生じます。

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隙間はコーキング材で埋めますが、コーキングする前にコーキング材でサイディングが、汚れないようマスキングテープを貼ります。

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隙間にしっかりとコーキング材をつけて、マスキングテープを剥して見切りします。外していた電力計を取り付けます。

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2階のベランダのサイディングを交換し、手すり部上部を防水施工しました。

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手すり部分を新しいアルミ製笠木でカバーします。これによって見た目と耐久性がUPします。

塗装

軒裏、板金を塗装します。板金部は、ケレン作業後、下塗りに錆止め塗装もしています。塗装は、お化粧のファンデーションと同じで、下地処理が大事なんです。

ケレン作業は、古い塗膜や汚れを落とす作業で、新しい塗料を下地になじませるために非常に大事な作業です。塗装直後はケレンをしてあるかどうか見た目ではわからないのですが、数年するとケレンが不十分な家は塗膜がパリパリ剥がれてきてしまいます。

また錆止め塗装をしていないと短期間で錆が発生してきます。美しさを保つために下地処理は手を抜けない大切な工程なので、しっかりと行っています。

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基礎のひび割れも補修します。内部に浸透させるため、はじめにひびの下部を樹脂で固めます。そのあとで、注射器で粘度の低いエポキシ樹脂を注入し、ひび割れの中に樹脂を浸透させます。

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固まったらサンディングし、平らにします。これでコンクリートの中の鉄筋に空気や水が触れて錆びが進行して耐震性が劣化するのを防ぎます。

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カーポートは、傾いていたので撤去します。柱があったところの穴を埋めてならします。

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足場を外して、元あった水道を復旧させ、外装工事が終了しました。

完成の様子

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2階部の外観です。塗装が色あせて古ぼけていた感じが、新しくなったサイディングとアルミ製の手すり、それから雨戸や板金部等の塗装により、しゃきっとした印象になりましたね。

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軒裏の塗装前と塗装後の写真です。施工前のままですと木が傷んでしまいますが、しっかりと下地調整をした塗装でリフレッシュです。

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換気扇フードがなくなり、物干し場に屋根がつきました。

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これで急な雨でも濡れずにすみますね。

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ガスボンベの位置を勝手口から少し離しました。ドアを開けた時のガスボンベの圧迫感がなくなり、ちょっとしたことですが、うれしいですね。

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給湯器の施工前後写真です。給湯器裏の木の板を無くし、サイディングに専用金具でしっかり取り付けました。電気の取り口の高さもそろえました。

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ガス給湯器の廃熱が電力計に悪影響しないよう給湯器と電力計の距離を離しました。またお風呂場の換気扇(赤〇部)は撤去しました。

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ガス設備、ガス給湯器、電気メーターが取り付けられた勝手口方向からの写真です。統一された外観になり、すっきりしました。

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施工前の雨樋(赤色部)の角度が緩やかな傾斜で、2階ベランダから大量の水が排水されるとき、水がスムーズに流れにくい作りでした。水が溜まる構造は色々な問題が起きてきますので、施工後写真のように角度をつけ、水が流れやすい構造にしました。

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<span style="font-size: 12pt;">トタン、サイディングなど複数の外壁材が使われていてアンバランスな見た目だった外観が、全面、洋風のサイディングで統一されました。</span>

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玄関からの全体写真です。洋風サイディングで外観まるごとリフォーム。心配されていた耐震性も大幅アップされ、断熱性も強化されました。ご購入された時と雰囲気がずいぶん変わり、A様も洋風サイディングにご満足下さいました。

A様、ありがとうございました。

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