浜松市南区、28年目のトイレと内装リフォーム

O様現場 (62)こちらのお客様は、昭和57年に大得工務店で新築をさせていただいたお客様になります。お住まいは浜松市南区になります。

きれい好きなお客様で、家全体をきれいにお使いでしたが、今回28年という長い間お使いになって傷んできた部分の工事のご相談をいただきました。

トイレと床の張り替え、和室を洋室にするリフォームなど築25年~30年くらいのお住まいの方に多い悩みをまとめてリフォームで解決しています。
築25年~30年の家にお住まいの方は必見ですよ。

まず、一番気にされていたのがトイレでした。新築当時の汲み取り式便器だったため、夏場のにおいを大変気にされていました。そのため古くなった給排水を新しく交換し、浄化槽から下水に切り替えています。トイレはウォッシュレット付きの清潔なトイレとなり、大変喜んでいただけました。

トイレのリフォーム開始です

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トイレの手洗いです。右が交換後のものになります。古いタイプに比べて水の跳ね返りが少なく、レバーハンドルになっていますのでどなたにも使いやすい形状です。

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夏場のにおいと冬場の寒さがお客様の悩みとなっていた、汲み取り式の便器を交換して洋式便器へとリフォームしました。

壁は腰の高さまで腰壁を張っています。今までの砂壁はきれいな状態でしたので、腰から上の部分はそのまま生かします。床には耐久性の高い無垢板を使いました。やっぱり水周りの床材は耐久性が高いものじゃないければいけませんね。

和室から洋室へリフォーム

和室を洋室に変更する工事と廊下の床張り替え工事をご依頼いただき、収納空間を含めて使いやすい快適な部屋へと生まれ変わります。

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まず、古い畳をはがして下地だけの状態にします。

その後、右写真のように下地の「根太」を入れ直して床を張るために下地合板を入れていきます。それから押入をクローゼットにするために、壁を取って化粧材を張っていきます。

押入がクローゼットに生まれ変わります

O様現場 (58)クローゼットの仕上材を張った状態です。今回は仕上に化粧合板を張っています。収納の内部は物を入れた際に壁を傷めやすいので、擦れに弱いビニールクロスよりも合板や木の板などのほうが向いています。

特に、リフォームで改装面積が小さい場合、ビニールクロスは傷が付きやすいだけでなく職人の手間代で割高になる場合も多いので注意が必要です。

合板は価格的にもお手ごろで、少しくらいぶつけても擦れたりしない素材です。

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クローゼットが完成しました。柱の色、床の色も合せていますので違和感なく仕上がりました。左にある小さいクローゼットも引出付きにリフォームしています。服をかけるハンガーパイプも付けましたので洋服の管理が簡単です。

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完成したクローゼットの内部です。奥行きは押入と同じ柱芯寸法91cm、奥行き有効で85cmほどと深いため、ハンガーパイプは奥と手前の2本設置にしました。高さが変えられる可動棚もありますのでバッグなどの小物収納も便利です。

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張り替えが完成した床です。合板フローリングの中でも耐久性の高い床材を選んであります。合板フローリングと言っても色々な種類と性能があるんですよ。

一般的に使われているフローリングに比べて傷のつきやすさ、塗装の強度が全く違っていますので長持ちします。壁も塗り替えてとても明るくなりました。

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右は柱周りの納まりです。床と柱の間に細くて白い木を取り付けてあるのが分かりますでしょうか?細かな点ですが、柱と床は気候で動き隙間が出る可能性があるため見切材として取り付けています。長い年月が経過しても美しい納まりを維持するためです。

床張り替えリフォームをします

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玄関の工事です。玄関框と床を張り替える前の状態です。28年間、休まずに使われてきました。木部の色褪せが目立つようになっています。

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張り替え工事完了後です。床は張り替え、玄関框も床に合わせて張り替えをしています。とても明るい雰囲気になりました。

なお、壁と床の見切となる「雑巾摺り」も床張り替えに伴って新しく取り付けています。ヒノキの無垢の雑巾摺りでまだ色は白いですが、これからいい色に焼けてくるでしょう。

汲み取り式から下水へ、給排水切り替えリフォーム

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外回りです。左写真中央は今までお使いだった古い便槽です。こちらを撤去して下水に切り替えています。同時に約30年使った給水管も新しいものに切り替えました。

※現在は給水管に塩ビの樹脂配管を使用しますが、25年~以前では一般的に鉄製の配管を使用していました。

鉄製の配管は内部が錆びてくるためどうしても水に錆が混じったり、流れが悪くなったりします。また、水漏れの原因にもなるため早めに塩ビの樹脂配管に切り替えるほうがいいでしょう。

O様、ありがとうございました!

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