畳の藁床と建材(ボード)床の違い

12images畳床ってご存知ですか?
「たたみゆか」ではありません。
「たたみどこ」と読みます。

畳の表(普段目にする部分)の下にある中身の部分です。
この畳床も最近は主流となる作り方が変わってきました。

この2つの写真は2つとも畳の断面の写真です。

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昔は畳床と言えば藁で作られた藁床が普通でしたが、最近は石油製品である
「ポリスチレンフォーム」などを使った建材(ボード)床が主流になってきました。早速2つの畳の特徴を比較してみます。

藁床と建材(ボード)床の違いを簡単にまとめてみました。

藁床のメリット

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●藁(わら)が呼吸をするので、吸湿・放湿性に優れている
建材(ボード)床はほとんど吸・放湿を期待できません。それに比べ、藁は呼吸をするので 畳表+畳床の吸・放湿が期待でき、お部屋の湿度調整に一役かってくれます。

●藁(わら)と藁(わら)の間に空気の層があるので断熱効果がある
建材(ボード)床も断熱効果はありますが、ボード床の場合、芯材のスチレンフォーム(発泡スチロール)が断熱効果をもたらします。その点、藁床はあくまで天然の断熱効果があるので自然素材ならではのぬくもりがあります。

●建材(ボード)床に比べ、踏んだ心地が柔らかく気持ちいい
建材(ボード)床に使われているインシュレーションボードは硬い素材なので、藁床のソフ トな感触を好まれる方も多いです。

●天然素材のみを使用しているので化学物質に汚染される心配が無い
畳床に使われているポリスチレンフォームが化学物質スチレンを揮発している可能性がありま す。その点、藁床は天然素材なので国産のよく干された藁を使用していれば化学物質の心配は0に近くなります。

●建材(ボード)床に比べ、耐久力・復元力が高い
畳を作るためには絶対に針と糸が必要なので、どうしても穴が開いてしまいますが、建材 (ボード)床に使われているインシュレーションボード、ポリスチレンフォームは1度穴が開いてしまうと復元しません。その点藁は多少復元するので、表 替えを何度しても穴だらけで床が使えなくなる事がありません。

建材(ボード)床のメリット

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●コストがかからない

すべてが天然素材である藁床に対して畳自体の費用が安く抑えられます。

●ポリスチレンフォームなどが断熱性を持っている
断熱材にも使う「ポリスチレンフォーム」などは、藁床と同じように断熱性を持っています。フローリングなどと比べると足あたりが暖かいです。

●カビが生えにくい
藁床は農作物なので養分が多くカビが生えやすいのですが、建材(ボード)床は藁床よりもカビが生えにくくなっています。もちろんカビが生えないわけではありませんが藁床よりもカビは生えにくいです。ちなみに、新しい畳床ほど養分が多いのでカビは生えやすくなります。

どちらも良い点・悪い点がありますね。ですから単純に「こっちの畳床がいい」という風に断言する事は出来ないです。

大得工務店では畳床の種類に付いてお客様からのご希望が無い場合、費用面、メンテナンス面のメリットから建材(ボード)床をご提案しています。

最近の主流も畳床から建材(ボード)床に変わってきています。この記事を参考に使い勝手に合った畳床を選んでみて下さいね。

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