浜松市と磐田市で浄化槽の管理費用が高い方へ

GUM13_CL07039今のお住まいでは家から出た排水(トイレやお風呂
キッチンの排水)をどのように処理されていますか?

浜松市・磐田市も当然含まれますが、日本では大きく分けて「下水」に排水して処理している地域と「浄化槽」で処理してから排水している地域があります。

今回は「浄化槽」(合併処理浄化槽)で排水を処理されている方ぜひチェックして頂きたい情報です。

もしかしたら浄化槽処理で無駄な費用を払っているかも知れません…


浄化槽利用者の義務
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まず、浄化槽を使っている場合保守点検などの義務があります。

下水を使っている場合は、通常水道の使用量に合わせて市に下水の利用料金を払います。しかし、浄化槽を使っている場合は敷地内で汚水をきれいにする浄化槽を設置し自分で管理しなければいけません。

そして浄化槽を使っている場合は年に3回以上の点検年に1回以上の汲み取り年に1回の法定点検が義務付けられています。これらを考えると保守点検で年間10,000円前後、浄化槽の清掃作業で年間20,000円前後、法定点検で年間5000円ほどかかります。

年間に計35,000円程の維持管理費用がかかるわけです。
(維持管理作業については下にまとめました)
注:市町村によって維持管理費用は差がありますのでご注意ください。

ただ、~回以上という点がポイントで、浄化槽管理業者によって作業内容や作業代金の違いが出てきます。また、汲み取りについては汲み取りの方法までは触れていません。そして、これらの内容をよく知らずに点検業者に任せていると不要な出費をしてしまうかもしれません

ですから、浄化槽の保守管理内容をよくチェックして、
払いすぎている費用が無いかチェックしていきましょう!

この費用は払わなくてもいいかも?
浄化槽の点検・汲み取りと言うと

  • 義務って言われているから汲み取り業者の言うとおりにしている
  • 仕組みが良くわかっていないし、ある程度の費用負担は仕方ないから汲み取り業者の言うとおりにしている

という方が多いです。と言うか、ほとんどの方がそうだと思います。

でも、もしかすると損をしているかも知れません。浄化槽はしっかり役目を果たしていればいいわけで、必要以上の点検や汲み取りは必要有りません。
しかし、業者によっては

  • 保守点検を年間に4回、5回と行っている
  • 汚泥の抜き取りで済むところを、浄化槽の中身すべての汲み取りにしている

というところがあります。汚泥とは浄化槽の清掃作業の内容で、微生物に分解された汚物が浄化槽の底にたまったものです。抜き取りとは溜まった汚泥をバキュームカーで吸い取る作業です。

zyokaso1それに対して、浄化槽の中身を汲み取る業者は、汚泥だけでなく上の方に来ている浄化されたきれいな水(と言っても飲めませんが・・・)も含めてすべて汲み取って中身を入れ替えてしまう作業です。

当然、中身をすべて入れ替えてしまう作業は手間もかかるため、大きい作業費用がかかります。

通常、汚泥を汲み取れば浄化槽は維持管理できるように作られているため、中身すべてを汲み取る作業は数年に1回やれば十分だと思います。

ところが、黙って任せていると毎年中身すべてを汲み取る作業で進めてしまう業者もいるのです。すると、

  • 1回 3,000円~5,000円 の点検費用を多く払ってしまう
  • 汚泥の汲み取りだけなら 18,000円~20,000円 の費用負担で済んだところが、中身すべての汲み取りにした事で40,000円を超える費用負担になってしまう

といった事になります。

もちろん、これらの点検や清掃が本当に必要な場合もありますが、よくわからないからと言って必要が無い場合は無駄な費用を払ってしまう可能性があります。

私が遭遇した汲み取り業者
業者「今回は浄化槽の中身すべて抜いての清掃作業になりますので、作業費用42,000円です。いいですか?」

私「高いですね~(>_<) 去年も浄化槽の中身全部抜いて掃除してもらったんだけど、今年も全部抜き取らないとダメ?」

業者「会社に確認して連絡します・・・」・・・1時間後
  「えっと、汚泥の抜き取りだけでも大丈夫です。費用は18,900円です」

私「(半額以下!?)本当? 問題はないんですよね?」

業者「大丈夫です。(すべて汲み取る作業をするのは)会社の方針ですので…。ちなみによくご存知ですが、職人さんとかですか?」

私「いえ、違いますよ(別に職人ではないからね…)」

この会社は会社の方針で毎年すべて汲み取る作業をしている」との事でした。しかし、実際にはそこまでの作業は必要なかったのです。黙っていたら42,000円の作業になってしまうところでした

このように多く払いすぎてしまう事が無いように、まず、自分の家が年に何回保守点検をしているか、清掃の方法はどのようにしているかをチェックしてみて下さい。そして、

  • 点検の回数が多い
  • 毎年の清掃が浄化槽の中身をすべて汲み取る作業になっている

なら一度担当者に浄化槽の様子を聞いてみて点検の回数を減らしたり、汲み取りの方法を変更できないか聞いてみるといいと思います。 毎回の点検で問題が無く、正しい使い方をしていればなるべく点検回数も減らしたいものです。

浄化槽の保守点検・法定検査・清掃について
浄化槽の保守点検・清掃・法定検査については、浄化槽法で定期的に行うことが義務付けられています。(浄化槽法第7条、第10条及び第11条)

保守点検、清掃が規定どおり実施されていない場合 6ヶ月以下の懲役又は100万円以下の罰金に処せられることがあります(浄化槽法第62条)

法定検査が実施されていない場合 30万円以下の過料に処せられることがあります(浄化槽法第66条の2)
保守点検とは
年3回以上の義務 (浄化槽の種類により異なります)(浄化槽法第10条)

J-pic.8浄化槽の運転状況の点検や各設備の調整、修理のほか、消毒薬の補充を行ったりすることで、浄化槽の正常な機能を維持するためにとても大切な作業です。

浄化槽の保守点検は必ず浜松市や磐田市へ登録した保守点検業者へ依頼してください。

清掃とは
年1回以上の義務 (浄化槽の種類により異なります)(浄化槽法第10条)

seisou浄化槽内にたまった汚泥やスカム(かす)などの
引き抜き、浄化槽の中の掃除をする作業です。

浄化槽の清掃は、区域ごとに取り扱いが異なります。

法定検査とは
年1回の義務 (浄化槽法第7条及び第11条)

P10100111浄化槽の工事や維持管理が適正に実施されているか、また放流水の水質も良好であるかを定期的に検査するもので、浄化槽にとって定期健康診断のようなものです。

住宅用の浄化槽ですと5,000円くらいです。

静岡県の法定検査は、
(財)静岡県生活科学検査センター焼津検査所(電話054-621-5030)
へ依頼してください。

設置して1度だけ受ける検査
7条検査

浄化槽使用開始後、4~8ヶ月の間に受けます。 7条検査は、浄化槽を設置し、使用開始後3ケ月を経たときに行うものです。

浄化槽の機能が実際に発揮されているかについて、構造設備のほか、放流水が基準の範囲内であるかどうか、また、保守点検を実施しているか等を検査します。一方、完了検査は、建築基準法から見た設置状況を検査するもので、浄化槽の機能について調べるのが目的ではありません。

以上、浄化槽の管理に役立てて下さいね。

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