浜松市南区で築31年目のビフォーアフター – テラスと小屋工事

テラス完成こちらのお客様は、昭和54年に大得工務店で新築工事をさせていただいたお客様です。お住まいは浜松市南区になります。

昭和56年以前建築基準の住宅となるため、耐震補強を兼ねて家中を大規模にリフォームさせて頂いています。

住宅設備をすべて交換したりと家中を改装する大規模なリフォームとなりました。量が多いので部屋ごとに分けてご紹介いたします。今回は外のテラス屋根と小屋の工事です。

住まいながらの工事となったため、1階の部屋の収納を複数工事する際に、工事中の荷物の移動や音など大変なご不便をおかけすることとなりましたが、極力効率的に工事をさせていただき、スムーズに荷物移動ができるよう場所ごとに工事を終える方式を取ることで、ご負担が少なくなるように努力しました。

木製特注のテラス屋根工事

家の東側、キッチンに入る勝手口の上に新築時に造ったテラス屋根があります。マメにお手入れをされていましたので、31年経っても腐りなどがなく大変良い状態で残っています

こちらのテラスですが、外で作業などをするときは便利なので重宝して頂いていました。しかし、車への荷物の積み下ろしなどの時など荷物を濡らしてしまう事を悩まれていました。そこで今回家の耐震リフォーム工事と並行して増築させて頂くこととなったのは、車への荷物の出し入れなどの際に濡れない新しいテラスです

サッシメーカーなどでアルミ製のテラス屋根がありますが、一体感を出すために元々あったテラスと同じ木で屋根を造り、一体感を出しています。

テラス工事前の様子

工事前の様子です。家の中を工事しているため、外に廃材などが出ています。

屋根を交換されたり、ペンキを塗られたりと、お客様がマメにお手入れをされていましたのでとても良い保存状態でした。

今までお使いだったこちらのテラスの手前に新しいテラスを造ります。
今回の工事のポイントは

  1. テラス同士のつなぎ目から雨が入らないように工夫する事
  2. 左側の家の庇(ひさし)部分にテラスの屋根が当たらないように計画する事
  3. 右側にある小屋の屋根にテラスの屋根が当たらないように計画する事
  4. 右側の小屋の前の通路を確保しつつ、車が入るようにテラスの幅を計画する事

です。空間的にかなり制約がありますが、完全にオーダーメイドのテラスですべてクリアー出来るように計画します。

テラスの設置工事開始です

テラスの足の場所は通路を確保でき、車が入るギリギリのラインで決定です。

屋根の高さは既存のテラスや右側にある小屋の上にかぶせるように計画し、雨に濡れないようにしています。

骨組みは耐久性の高い「ヒバ材」で加工しています。鉋(カンナ)をかけていますので赤ちゃんの肌のようにスベスベですよ~。

骨組みが出来上がった後は木の骨組みを保護するため、ペンキを塗っていきます。マメなペンキ塗装が長持ちの大事なポイントです。

塗装が終わったら、組み上げた屋根にポリカーボネートの屋根を張り、雨に濡れやすい写真手前の木の部分を金属で巻いていきます。

テラス完成

完成しました。手前が新しいテラス屋根、奥が古いテラス屋根です。
見た目にはほとんど違いが分からないくらいの出来になったと思います。

お客様の当初の希望だった「テラスに車を入れたい」という目的も達成する事が出来ました。ペンキ塗装などの定期的なメンテナンスは必要ですが、長持ちする仕様になっています。

小屋の洗面化粧台交換工事

お客様の悩み
工事前は小屋の建築工事時に設置したメーカー製の洗面化粧台が取り付いていました。
しかし、家族構成の変化で主に使用するご家族と目的が変化したため、より作業のしやすいステンレス製のシンクに交換する事となりました。

工事のビフォーアフター
伊藤邸 044

今までお使いだった洗面化粧台がこちらです。手洗いなどには便利ですが、
洗濯物の下洗いなどの作業を中心にするとなるとちょっと使いにくいです。

交換した新しい作業台です。ステンレス製でシンクも深く広くなりました。

洗濯の下洗いもしやすい大きさです。シャワー水栓はリフォーム前のキッチンで使っていたものを再利用しています。鏡は大得工務店からのプレゼントです。鏡の下地板は水分に強い「桐」の無垢板で製作しました。

伊藤様ありがとうございました!

伊藤様の同時施工事例はこちらです

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