浜松市南区で損害保険を利用した雨漏りと雨樋の修理工事

大得工務店 003 浜松市南区にお住いのN様より。
台風による樋(とい)の破損と窓からの雨漏りでお問い合わせをいただき、工事をさせていただきました。

大得工務店にお問い合わせいただく少し前から、雨漏りが原因と思われる変色が発生。
室内の窓付近から壁とその壁の下の床に起こりました。

 

N様は雨漏りの原因を捜され、怪しいと感じた窓まわりにホームセンターで購入したコーキング剤で水漏れ対策をしてみましたが、全く効果がありませんでした。それで対応のできる工務店を探され、今回大得工務店へお問い合わせを下さいました。

 

工事前の様子

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建物は築20年ほどの鉄骨3階建てで、隣りの家との距離がとても近い物件です。風で外れてしまった雨といは隣にある建物の屋根に登らせてもらい、紐で応急的に固定されていました。あくまで応急処置なのでいつまた外れてしまうかわからないためなるべく早い修理を必要としている状態でした。

 

 

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現地を見ると雨漏りのある窓の上にお客様が施工されたコーキングがありました。隣地境界目いっぱいに建物が建っていることもあり、非常に作業がしにくいため、十分な作業ができていませんでした。窓まわりのコーキング(写真のグレーの目地部分)は固くなってひび割れており隙間ができてしまっています。雨漏りの場所から考えるとこちらが非常に怪しいのですが雨漏りを止めるためにはしっかりとした施工をする必要があります。

ご提案は、以上2点の修理として、まずN様に災害保険の利用をお勧めいたしました。契約内容を確認していただくと火災保険の中に風災害の被害も保証してくれるプランとなっていましたので、災害保険をもらえるように資料をそろえ申請をお手伝いさせて頂きました。

N様は災害保険かけているものの、保険自体を利用されたことがなく「こんなところで保険が使えるんですね!」と驚いていらっしゃいました。 保険を使われたことがない場合、使える権利を使わない事となり非常にもったいないです。最近は大きな台風がよく来ますから、風災害には保険が使える可能性があるということを覚えておいたほうがいいですね。

※災害保険は災害などが原因で発生した被害について補償してくれる非常に心強い仕組みです。もらうための条件やもらいやすさ、どこまでもらえるかといったものは保険会社ごとに違うため、正しく直す施工方法を提示するとともにどのようなものが補償対象として該当するかということをしっかりと知っている人間が見積をする必要があります。

災害保険申請後、2週間ほどで無事保険金が確定し、工事に入らせて頂きました。

 

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まず、雨漏りの原因となっていた窓上はしっかりとしたコーキングを打ち直すために劣化した古いコーキングを撤去します。そのあと新しいコーキングを密着させるためにプライマーという接着性の液体を塗り新しいコーキングを打ちます。

 

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目地をすっかり覆うようにキレイに打ち直すことが出来ました。 この作業で雨漏りは完全に止まり、雨が降っても安心して生活していただけるようになりました。

 

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台風で外れてしまった雨樋は足場をかけ新しく付け直します。今まで固定用のビスがついていた穴に再度取り付けるとすぐに外れてしまうので、違う場所に取り付けします。その際ビス穴から中に水が入らないように、固定後ビスごとコーキングでカバーしてしまいます。これも家を守るために必要な工程です。コーキング処理は見た目にグチャッとしてしまいますが、雨漏り対策としてビス穴から水が入り込み外壁材にダメージを与えることを防ぐために処置です。

 

015内装 床 (1)
その後、雨漏りでボロボロになってしまった室内の壁と床を部分的に修理することとなりました。

 

内装 床 (2)内装 床 (5)
ぼそぼそになった床を切り取ります。土台や大引きは問題ありませんでした。

 

内装 床 (10)内装 床 (13)
強度をしっかりと出すため、添え木を付けます。 床を部分的に張り替えました。これで床がしっかりしました。

(床の色が変わってしまったので、こちらは後日全面張替えをさせていただくこととなりました)

N様ありがとうございました!

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