保険を上手に使って直す、外装補修リフォーム

保険補修工事 (28)今回のお客様のお住まいは築40年。
浜松市中区のにお住まいのお客様です。

台風を境に家の中に雨漏りが発生し、
「保険を利用して修理を進めてほしい」
とJAとぴあ農協の担当者の方からご紹介を頂いた事がきっかけのご縁でした。

そこで今回は、費用のご負担なしで完了する事が出来た工事の流れをお伝えしていきます。火災保険に入っている方は必見です。


工事前の様子

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一番初めは玄関の横の壁が濡れていることから雨漏りに気付いたそうです。

写真の状態ですと乾いていますが、壁の下地が濡れてしまったため壁紙がペラペラにはがれてきています。

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そこでお客様が屋根に上ってみると、金属屋根が錆びて穴が開いていました。
写真はお客様が応急処置で穴にシリコンを埋める処理をされた状態です。

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工事前の屋根の様子です。マメに塗装などのお手入れをされていますが、雨が伝わる「谷」の部分で穴が開いてしまったようです。

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更に屋根の穴から水が伝わり、玄関上の庇(ひさし)の裏「軒天井」がボロボロになっていました。

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特にボロボロになっていたのは「軒天井」の横の木でした。腐って穴が開いてしまっています。玄関部分なのでとても気になりますね。

保険を申請します

sd-a004保険を利用して工事するためには、まず補修工事の見積りを作って提出する必要があります。

台風などの災害で破損した部分をチェックして、見積りを作成し、保険会社に提出します。
提出後、保険会社で保管を適用できるかできないかの判をされ、適用可能だと晴れて工事に取り掛かれます。

保険会社が判断をする時期は、早いと1週間、長いと1か月ほどかかる事もあるので我慢が必要です。

補修リフォーム開始です

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まず、サビて穴が開いてしまった屋根を何とかします。

今回の保険利用のリフォーム工事はあくまで「災害で被害が出てしまった部分の補修」という前提ですので、屋根全体を新品に交換する事はできません。
そのため、被害があった部分を中心に部分補修となります。

方法は古い金属屋根の上に新しい金属屋根を張る「カバー工法」というやり方です。新しい屋根で完全に守られるので、耐久性は屋根の新設と同じです。

壁のトタンは施工の過程で取り外す必要があったため、取り外して新品にしました。

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さらに、腐って穴が開いてしまっていた木の部分もガルバリウム鋼板でカバーしましたので見た目もきれいになりました。

軒天井の塗装がはげてしまった部分はこの後塗装します。

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古い塗装を落としてから新しく塗装します。塗装まで仕上げて玄関がピカピカになりました。

今回お客様が入っていた保険は、JAとぴあ浜松の「建物更生共済」です。
気にされていた家の外回りが保険できれいになり、
「農協さんの共済に入っていて本当に良かった」とお客様も大変喜んで下さいました。お客様と農協さんの役に立って本当に良かった~。

M様、JAとぴあ農協のTさん、ありがとうございました!

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