2つの部屋を1つに。子供部屋リフォーム
こちらのお客様は大得工務店で14年ほど前に新築工事をさせて頂いたお客様になります。お住まいは浜松市中区です。
ご結婚当初に新築工事をさせて頂き、子供部屋に2部屋の洋室を作らせて頂いていました。
しかし、家族が増えて現在3人のお子様がいらっしゃるため、今回使い方を一新して1つの子供部屋とする工事をさせて頂きました。
使わない(使えない)部屋をお持ちの方は必見ですよ。
こんな流れでリフォームを計画しました
今回は2階にあるこのような2つの子供部屋を1つにする工事です。部屋の数よりもお子様の方が多い事と、東側の子供部屋が少し暗い事がT様の悩みでした。
また、温度面では冬の寒さと夏の暑さがお子様の勉強の妨げになる事を心配されていました。
そこで、このような形で2つの部屋をつなぎ、1つの部屋にします。
図面中央の部分にあった壁を半分抜きます。
上半分の壁は、家全体の強度を考えて壁のまま残し、構造用合板で家全体の強度が低下しないように補強しています。
また、部屋右下は増えてくるお子様の持ち物を効率的に収納できるように造り付け収納を作ります。家にしっかりと固定しますので耐震性もバッチリです
更に、1枚のシングルガラスで結露や暑さ寒さの原因だった窓を「断熱2重窓」にすることで改善します。もちろん住宅版エコポイントもしっかりもらいます
リフォーム前の様子
東側子供部屋の壁です。ここに本棚を作る予定です。
ちょっと角度を変えてみました。奥のクローゼットドアの横に本棚が来ます。
収納量の違いをよ~く見て下さい!
西側子供部屋を南側から見ています。
ここの壁を抜いて2つの子供部屋を1つにします。
リフォーム工事開始です
2つの部屋の中央の壁には構造材である「筋交い」が入っていましたらから、無暗に「筋交い」を取り外してはいけません。
ただ、部屋をつなげるために取らないといけないので、取り外した分の強度を残り半分の壁に持っていくようにします。
これは部屋北側の残す方の壁ですが、元々あった「筋交い」に加えて「構造用合板」を張っています。そうすることで筋交いと同等以上の強度を出す事が出来るので、家の耐震性を落とすことなく壁を減らす事が出来るわけです。
新しい壁の下地が完成しました。腰壁は一度取り外してもう一度取り付けています。残す方の壁は「筋交い」を避けて正方形の窓を等間隔で6つ並べました。
エアコンの風などの空気循環や飾窓にもいいですよね~
本棚は組んでから仮置きします。これから設置と仕上げ工事です。
今回の工事で製作した「窓枠」はすべて無垢の木で作っています。質感や色味がいいですね
塗装には自然塗料を使います。自然塗料を塗っておけば汚れ防止や、木の保護にもなるんですよ。
リフォーム完成しました
こちらが新しい開口部です。
奥の部屋にもバッチリ光が届きますので、とても明るい部屋になりました。
開口窓がこんな感じに並びます。奥に見えるのは完成した本棚です。
まだ木が新しいため色が白っぽいですが、時間が経つといい色に焼けてきます。すると元々あった腰壁などにも色が馴染んできます
T様ありがとうございました!
浜松市中区T様の同時施工事例はこちらです
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