東日本大震災がリフォーム・新築工事へ及ぼす影響

touhoku_kanto_daishinsai (1)恐ろしい地震の被害が毎日明らかになっていきます。亡くなられた方、行方が分からない方の多さにただ唖然としてしまいます…。

3月11日の大地震による被害を受けられたみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。みなさまの健康と一日も早い復旧をお祈りいたします。

現状を考えると、被災者の方々の救助や生活が最優先である事は言うまでもないのですが、東海地方を含めた日本全体の住宅工事に大きな遅れが出ます

なぜ西日本でも建材が不足するのか?

DSC00705地震の影響で住宅用の建材流通に大きな影響が出ています。まず、新築工事やリフォームで欠かせない合板などの部材ですが東日本にある製造工場が地震の影響ですべて機能しなくなっているようです。

また、西日本に3社ほどある製造工場も、国の指示により被災者の方のための仮設住宅用の建材だけを製造する事になっており、現在新規で合板などを発注する事が出来ない状態です。

そのため、当面の間は在庫品などで工事の対応をする事しかできません。
大得工務店でも多少の在庫がありますので、小規模な工事であればそちらで対応が可能ですが、工期に余裕のない大規模な工事などは建材を代替品にするなどして対応いたします。

不便な生活をされている被災者の方の生活の方が優先なのは当然なので、やむを得ない事ではありますが、これから住宅の新築やリフォームを検討されている方は、部材の流通の関係上予定よりも工事が遅くなる事は避けられませんのでご理解をお願いします。

kitchenまた、住宅設備やサッシなどについても同様です。例えば、日本各地で作られる部品を組み合わせて作るシステムキッチンなどは、換気扇を製造する工場が操業停止になっているなどして部品がそろわない状態です。

そのため現在は、見積り・発注が完了していても納品がいつになるか全く分からず、リフォーム工事や新築工事の工期をお約束する事ができません。

既に他社でも影響が出始めているようで、材料がそろわない・間に合わないなどの理由で工事がストップしてしまったり着工が遅れている現場があるようです。

お客様にはなるべく最新の情報をご提供していきますが、ご理解と被災地の方々へのご協力をお願いいたします。

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