今年から、節電を強く意識されている方も多いのではないでしょうか？

今回は、節電リフォームに強い味方となるLow-Eガラスをご紹介します。Low-Eガラスって聞きなれない名前ですよね

どんなものかと言うと、ガラスの表面に金属の透明フィルムが貼ってあり熱線を通しにくい仕様になったガラス・・・つまり、部屋の中が熱くなりにくい加工をしたガラスです。だから、これを使うと部屋の温度が変化しにくくなり節電効果があるんです

前回、節電に非常に効果的で比較的簡単にできるリフォームとして、断熱内窓の取り付けリフォームをご紹介しました。でも、ただ内窓を取り付けるだけではなく、窓の大半を占めるガラス部分の性能も気を付けてあげることで、更に節電効果が高くなるんですよ

こんなに違うLow-Eガラスを使用した場合のガラス温度

左はLow-Eガラスを使った時のガラス表面温度、右はLow-Eガラスを使わない時のガラス表面温度です。このテストでは表面温度が10度くらい違っています。

窓ガラス面は熱の影響を受けやすいうえに、面積が大きい部分です。こんなに温度が違う部分が何カ所もあると、家の中の温度も変わってくるのも納得ですね

それではLow-Eガラスに付いてもう少し詳しくご紹介していきます。

Low-E複層ガラスとは？

いかがでしょうか？

窓ガラスのの性能を高くしてあげるだけでも、結構効果があるのが分かりますよね　Low-Eガラスはリフォームで取り付ける断熱内窓だけではなく、新築の時のように新しい窓に取り付ける場合にも有効な部分です。

なお、新しい住宅などで外から見た時にガラスの表面が青や緑に色が付いているように見えるのは、ほとんどの場合Low-Eガラスです。

Low-Eガラスは維持費などもかからずに、ずっと効果があります。長い目で見て優先的に取り入れると電気代も変わると思います。オススメですよ