浜松市南区で、引き戸がスイスイ軽くなる建具リフォーム

013こちらのお客様は20年ほど前に大得工務店が新築工事をさせて頂いたお客様になります。現場は浜松市南区福島町です。今回、引き戸が重くなってしまい不便なので何とかしてほしいとご依頼頂いたためリフォームをする事になりました。

20年経って寿命を迎えた戸車(コロ)が新しく機能的な戸車と専用レールに生まれ変わります。引き戸の動きが悪かったり、音が大きくなったという方は必見ですよ。

軽く動く引き戸の専用V字レールを取り付けます

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引き戸用のV字レールは長さが1m80cm程のものを使います。そのため、4本引戸などを使用している部分は引き戸用のレールを加工してつなぎます。この継手の部分の加工は非常に大事です。段差があったり、ミゾの位置がずれていたりすると、せっかくスイスイ動く新しいレールに交換しても引き戸を開け閉めした時にガタガタしてしまうからです。

そのため、現場ではそれぞれの継ぎ手がキレイに連続するように、他のレールとバランスよく継ぎ手ができるように考えながら作業します

012また、敷居の形状によっては、新しいレールを埋めるために敷居の加工をしなければいけない部分も出てきます。

こちらの写真は仕上がった時、レール部分が平らになるようにキレイに敷居を加工している様子です。金づちとノミを使って、慎重に加工作業を進めています。

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仕上がりはこんな感じになります。敷居もレールも天然木なので色が違いますが、時間が経つと少しずつ色が馴染んできます。そう言うのも天然木のいいところですよね。今回のY様のお住まいでは、全部で6本の重くなった引戸を軽くする工事を行いました。

引き戸の調整工事が必要になってくる築年数は?

今回の引き戸を軽くする作業は、築20年ほどでやらせて頂く事となりましたが、今回のように

  • 引き戸の動きが悪くなる
  • 戸車のタイヤが劣化して割れてしまう

という現象は大体「築15年~20年」くらいの住まいに多いです。工事後、Y様には「ガタガタの引き戸がとても軽くなったで助かるよ」と喜んで頂く事が出来ました。

Y様ありがとうございました!

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