磐田市上万能で築25年の中古住宅リフォーム - 和室&収納

0-040-1c_圧縮 磐田市上万能のA様、築25年の中古住宅をご購入され、入居前にリフォームをご計画されました。インターネットで大得工務店の事を調べられ、お問い合わせを頂きました。

A様は、この中古物件の情報や外観等から必ず起こるとされている東海地震に対してやや心配と思われていたため、耐震補強をしながら内部のリフォームすることをご検討されました。

こちらのページではA様がご不満を感じられていたの暗く感じる和室の壁の工事事例をご紹介します。

工事前の様子

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ご購入された中古住宅は、今では珍しい2間の和室です。壁は和室の定番である緑色のじゅらく壁です。

じゅらく壁:「聚楽壁」は、豊臣秀吉が京都に建てた聚楽第のあたりで採れた良質の壁土を塗ったものを「聚楽壁」と言ったのがはじまりといわれています。聚楽壁は千利休が好んだ壁といわれており、関西圏、特に京都に多く見られる和風建築の代表的な壁です。関西では土壁に向いている粘土質の土が多く取れますが、関東はローム層で粘土質の土が比較的少なかったため、漆喰が発達したといわれています。

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A様は、和室の壁の変色を気にされ、また壁の色が緑色だったので部屋が暗い感じになっていることをリフォームでなんとかしたいと思われていました。

購入した家の部屋の壁に写真のような雨漏りのシミ跡があったらやはり気になりますね。

A様は小さなお子様がいらっしゃいましたので、明るい内装にするために色は白で有害な物質を一切含まない完全な自然素材の※漆喰を提案しました。昨今、シックハウスで健康を害する人が増えていますが、和室2間分の壁面積はとても大きいのでどのような素材を使用するかはとても重要です。

化学物質過敏症私の知り合いの方で床暖房設備に使用された接着剤によりシックハウス症候群となり、化学物質過敏症と診断され、長年、苦しんでいる人がいます。感受性の高い赤ちゃんや抵抗力が極度に低下した方などは、急に化学物質等へのアレルギーを起こすこともありうるので、なるべく体にやさしい素材を使うことが必要です。

漆喰壁は調湿作用があり、部屋の中の空気が常に乾きすぎずジメジメしにくい澄んでいてしっとりした空気を感じていただけます。そのため赤ちゃんだけでなく家族みんなが快適に過ごすことができます。

※漆喰(しっくい)は、消石灰に砂と糊などを混ぜ、ひび割れを防ぐため麻などの繊維質を加えて水で練り上げた、日本独自の塗り壁仕上げ材で、城や蔵などに用いられてきました。住宅では、押入れの壁などに使われることもあります。耐火性、耐久性に優れ、特に調湿性に優れています。湿度を調節し室内に湿気を溜め込まないので、防カビ・防ダニの効果があります。また、原材料は天然素材を使用するので、室内環境汚染の原因となる有害物質を発生させない人に優しい壁材です。廃棄しても天然素材なので自然に還える環境に優しい素材です。

工事の様子

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まず、畳を汚さないようブルーシートで養生します。

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柱、鴨居なども防水シートで養生します。

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施工では、まず古い塗り壁に水分を含ませて掻き落とします。 古い仕上げ材の上にそのまま塗っていくと、初めはきれいでも年数が経った時に古い下地ごと浮いてきてしまうため、素地調整はとても重要な工程です。元気な下地が出るまで丁寧に掻き落としていきます。

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作業の際、使わない換気扇の穴は、写真のように下地を作って塞いぎました。

完成の様子

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明るい内装にするために壁を漆喰で白色にしました。襖も白なので統一感がでて、清潔感ある空間となりました。

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じゅらく壁だった床の間の壁も漆喰で真っ白になりました。明るくなりましたね。

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赤○部は、エアコン設置用に下地を用意しました。壁の変色がなくなり、気持ち良い白一色になりました。

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ここは左手前の上の部分に換気扇があった部屋です。家の中が明るくなりましたね。家族の健康を守るためのリフォームが完成しました。

追加工事 - 押入れの有効活用

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こちらの写真は、洋室にある押入れです。布団をしまうにはとても使いやすい押入れですが、そのままでは洋服をハンガーにかけてしまえないというのが難点ですね。押入れに洋服ハンガーをかけることが出来るハンガーパイプを取り付けました。ハンガーパイプを取り付ける部分に下地がないので、洋服の重量に耐えられるよう板で下地をつくってハンガーパイプを取り付けます。これで重い洋服の重量にも耐えることが出来るようになります。

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通常、このようなハンガーパイプは1本ですが、押入れの奥行きは90cmで洋服1着に必要な奥行きは60cmですので 1本のハンガーパイプだと30cm余ってしまいます。段差を付けて2本取り付けることで洋服の厚みのある部分を避けて入れることが出来るようになるので洋服の収納量は1.5倍になります。ちょっとしたことですが、特注家具を得意とする大得工務店ならではのお客様の問題を解決する施工です。 

A様、ありがとうございました。

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