台風15号の被害を受けた集会所の外装修復リフォーム
こちらの建物は平成23年9月の台風15号の被害で外装に大きな被害が発生してしまったため、地元の自治会の方々から依頼を頂いて修復工事をさせていただいた現場です。
超大型台風の上陸地点付近だった浜松市の中でも、特に被害の大きかった南区の海岸付近のエリアです。
戦後最大の台風が上陸した爪痕がよく分かる事例となっています。
ここまでの被害になる風災害はなかなか無いと思いますが、最近は異常な気候が多いですから、災害保険にはしっかり入って備えておきたいですね
台風15号で受けた、瓦や雨樋などの外装の被害の様子です
こちらの集会所は畑の真ん中あたりに建っている建物だったため、風の影響をモロに受けて瓦が大量にとんでしまいました。
この瓦の山は、台風で周りに飛んでしまった瓦を近所の方々が集めたものになります。重い和瓦が、風で数メートル~数十メートルも離れた近くの畑や家に飛んで行ってしまうのですから、いかに強い風だったかわかりますよね・・・
写真左部分の軒樋も風で飛んでしまいました。樋は軽い分風の影響を受け易いですから、台風被害も非常に多かった部分の一つです。
屋根瓦が大きな被害を受けてしまったことで、内部にも雨漏りがあるようでした。放っておくと修復しなければいけない部分がドンドン増えてしまうため、早急に屋根瓦復旧工事をしていきます。
ただ、こちらの集会所は風災害の保険に加入されておらず、修理は地元の方々が費用を出し合って捻出することとなりました。こんな時のために、風災害保険は火災保険とセットで加入しておきたいですね・・・
瓦と雨樋の修復工事が終わりました
瓦の工事と雨樋の復旧工事が終わりました。屋根瓦はかなりの枚数が割れてしまったので、同じ瓦を持ってきて復旧しています。
近付いて見ると新しい瓦と古い瓦は若干色見が違いますが、遠目にはほとんどわからないくらいです。
外れた樋も元通り復旧しました。
なお、こちらは大得工務店がある地元の集会所になるのですが、修復のための必要な工事の採決を、自治会の総代さんが自治会内ですぐにまとめて大得工務店に工事をご依頼くださいました。
地元の方々からご依頼をいただくのは、地元密着でずっとやってきたことを評価いただいている結果だと思いますので、大変嬉しいですね
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