失敗しないリフォーム依頼先の見分け方 ー 見積編

住まいのリフォームはマイホームを持っているほとんどの方が、一生のうちに何度か経験するのものです。

本当はかかりつけ病院のように、家の事を良く分かっていて信頼できる業者にずっと世話になるのが理想的。ただ、リフォームは頻繁にするものではないので、なんとなく頼んで失敗⇒次回は業者変更ということは避けたいものです。

どのように業者選びをしてよいのか分からないという問題が出てくると思います。そこで3回に分けて「リフォームに失敗しないための依頼先の見分け方」 に付いてお伝えしようと思います。今回は見積でわかる業者の姿勢です。


[font color=”#fff” bgcolor=”#94bfa3″ class=”bd-gray icon-home” size=22 bold=1]見積りから分かる業者の姿勢[/font]
実は見積りを見るとその業者がどのような方法で仕事をするかある程度分かってしまいます。

例えば「6帖の洋室の床張り替え工事」を見積りで出したとします。A業者とB業者で金額はそれぞれ10万円で見積りを出してきています。ところが見積りの明細を見ると・・・

A業者は

単位 金額
6帖洋室、床張り替え工事 100,000円

B業者は

単価 単位 金額
養生費用 8000円 8000円
12mm床材 5000円/1帖 30000円
造作材(巾木)新設 5000円 5000円
作業費用 50000円 50000円
金物・接着剤費用 3000円 3000円
諸経費 4000円 4000円
合計       100,000円

 

と、同じ工事で同じ10万円の見積額でも明細部分が違います。

どちらがお客さんにとって望ましいでしょうか?

・・・

・・

正解は・・・B業者の見積りです

A業者の立場に立って
「同じ10万円ならば見積り項目が少ないほうが分かりやすいでしょう?」
という事も言えるかもしれませんが、見積り項目が少なくて得をするのは実は業者だけなんです。実際に工事にかかる費用はB業者のような内訳となります。

145では、なぜA業者は床の張り替え工事で1項目しかない見積りは業者だけが得をするのでしょうか?

以下のような理由が考えられます。

[font color=”#fff” bgcolor=”#9cf” class=”bd-gray icon-dot” size=19 bold=1]1つ1つの部材の適正価格を判断しにくくできる[/font]

明細が無いと言う事は一つ一つの部材の金額を説明する必要が無くなります。
見積りをわかりにくくすることで、金額を他社と比較されることを避ける業者側の目的もありますが、見せられた方は高いのか安いのか分からない見積りになってしまいます。

住宅リフォームは専門用語が多いので、部材の明細が細かく出されていたとしても、それが適正金額がどうかというのは判断しにくいです。
ところが、その明細すら出さないとなるとただでさえ適正な金額か判断しにくい見積りが余計判断しにくくなってしまいますね。 

[font color=”#fff” bgcolor=”#9cf” class=”bd-gray icon-dot” size=19 bold=1]家の状態に関わらずいつも同じ金額で工事を請け負うことができる[/font]

「いつも同じ金額なら良心的じゃないか?」
と思ってしまいますが、実は危険な考え方です。

同じ内容の工事でも、リフォームはそれぞれの現場によって下地調整のために使う材料が違うとか、職人の作業時間も違うと言った事が必ずあります
いつも同じ金額で見積りが出来ているという事は、たくさんの工事の中の一番高い金額を見積額に設定している可能性が高いのです。

つまり、9万円でできる現場と10万円でできる現場があったとすると、両方とも10万円で見積りしてしまうのです。もしあなたの家が9万円でリフォーム出来る現場だったらあなたは適正金額よりも多く払う事になるのです。

[font color=”#fff” bgcolor=”#9cf” class=”bd-gray icon-dot” size=19 bold=1]工事のごまかしが出来る[/font]

482工事内容の明細を見積りに出さない事によって、業者側は工事中に仕様の変更が出来てしまいます。

例えば上の例で行きますと、当初「巾木」は新設のつもりだったものの、工事の途中で「思ったよりも費用がかかったな」と判断して巾木は今までの物を使う、という風に変更する事も出来てしまうわけです。

また、安さが売りの業者によくありますが、職人の手がかからない、手抜きとも思える簡単な施工方法にしてしまっても、説明しないことで済んでしまいます。
「6帖の洋室の床は張り替えましたよ」と言えてしまうのです。

ただ、この点については見積りが無い場合でも、担当者の知識が十分で、それに代わる十分な説明があったり、細かな仕様表などがあって工事の詳細が理解できる場合は問題が無いと思います。

要は知識も無い状態で見積りを作っている場合はどんぶり勘定となる可能性が非常に高いため、業者側が損をしないために利益を大目に含んでいる可能性が高いという事です。

以上の3つの理由から、B業者のような見積りを出すリフォーム会社の方が
お客さんにとって望ましいと言えます。

[font color=”#fff” bgcolor=”#94bfa3″ class=”bd-gray icon-home” size=22 bold=1]大事な点は・・・[/font]

  1. 業者の担当者が現場の状態を見て、現場の事をよくわかっているか
  2. リフォームをする家がどのような状態で、どのような工事を行うか理解できる説明や資料がそろっているか

の2点です。

「全部で10万円ね。仕様はお任せで」と言えるほど信用できる取引を重ねていない業者ならば、見積りの出し方は必ずチェックしましょう。

コメント&トラックバック

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  1. by Janet

    本当にその通りです

    このお話を早く見ていれば良かったと後悔しています

    リノコという比較的安い見積を出す会社で改装契約をしましたが
    あまりの対応の酷さにビックリしています

    あげくの果てにリノコから仕事のほとんどを断ってきました
    失礼な話をです

    私は改装の経験は6度目
    今まで個人の小さな会社に依頼し
    高めの支払いでしたがそれなりに納得してきました

    安かろう悪かろうは もう懲り懲りです

    今から残りの改装を仕上げる為に安心出来る会社を探します

  1. […] リフォームの見積の見分け方については、「失敗しないリフォーム依頼先の見分け方 ー 見積編」 で詳しくお話ししていますので参考にしてみて下さい。 […]

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