失敗しないリフォーム依頼先の見分け方 ー 対応編

依頼先住まいのリフォームはマイホームを持っているほとんどの方が、一生のうちに何度か経験するのものです。

本当はかかりつけ病院のように、家の事を良く分かっていて信頼できる業者にずっと世話になるのが理想的。ただ、リフォームは頻繁にするものではないので、なんとなく頼んで失敗⇒次回は業者変更ということは避けたいものです。

どのように業者選びをしてよいのか分からないという問題が出てくると思います。そこで3回に分けて「リフォームに失敗しないための依頼先の見分け方」に付いてお伝えしようと思います。今回は対応で分かる業者の姿勢です。


絶対に見るべき、業者対応の5つのポイント

リフォーム業者と言っても色々なタイプがいます。対応が完璧な業者は実際ほとんどいないと思いますが、ここでは「このような業者は避けた方がいい」というポイントを5つに絞ってお伝えしていきたいと思います。

嘘をつく業者

これは当然ながら論外で、業者としても最悪だと思います。

嘘をついていれば分かりそうな気もしますが、住宅は専門用語も多いので、嘘をつかれてもそれが嘘だとは気付きにくいです。

一つの例ですが、そのような業者が嘘をつく場合は専門用語をたくさん使ったりと、わざと分かりにくくしてきたりする傾向があります。ですので、説明がちんぷんかんぷんな場合は注意が必要です。

0001その他に、表だって嘘をついていなくても
調子のいいことばかり言う業者は注意が必要です。
できもしない事を言っている場合もあるからです。以上のような、嘘をついている業者は突っ込むとまた嘘を重ねたり、ごまかしたりする場合がほとんどだと思います。そのため残念なことですが、依頼側も多少の知識を持たなくてはならない場合もあります。

リフォームを手掛ける会社は数多くあります。そのため、残念ながら中にはこのような業者もいますので気を付けなければいけません。任せてしまうと、
まず間違いなくいい加減な工事をされるので、嘘を付いていると感じた場合は絶対に依頼をしない方が良いでしょう。

約束を守らない業者

普段の生活でも嫌われるタイプだと思いますが、業者相手の場合は以下の点に気を付けるといいと思います。

約束を守らない業者は2つのタイプがあります。
忘れて守らないタイプと、わざと守らないタイプです。

忘れて守らないタイプは、メモを取らないなどが理由だと思いますが、元々悪気があるわけではないので指摘するとほとんどの場合がすぐに対応してくれるでしょう。頻繁に忘れるとか謝罪が無いとかですと問題がありますが、わざとで無いものならばそれほど問題は無いと思います。

逆に「それくらいならいいか」
と業者側が勝手に判断してわざと約束を守っていない場合は問題です。

3時に約束をしていて、連絡もなく3時を過ぎるなど時間にルーズ。
やると約束した事を、こちらへの相談なく
自分だけの判断でやらないで進めてしまう。などの業者は問題でしょう。

promise01このような業者は「工期を守らない」「勝手に判断して打ち合せと違う工事をしてしまう」といった
大きな問題になる可能性も高くなると思います。平気で約束をやぶる業者には絶対に頼むべきではありません。

ここで告白しますと・・・。私も偉そうなことを書いていますが、
頼まれた事などを忘れてしまう事があります。

頼みにくい雰囲気をプンプンさせている業者

f-csp1リフォームというのは頻繁にするものではないのでお客さんは迷ったり勝手が分からないのが当然です。ちょっとした事、例えば「1度決定した後の床の色変更」など、大きなリフォームになればなるほど 聞きたい事や頼みたいはたくさん出てきます。

そんなときに頼みにくい業者だとどうでしょう?

思った事を我慢したまま工事が進んでしまうわけです。当然工事の仕上がりなどで「本当はこっちがよかった」などと妥協する部分なども出てきます

ですので、業者は分からない事を質問するときや思いついた事をお願いしやすい、ニコニコした人が一番だと思います。

実は、私も以前色々なお客さんに話を聞いた時、思っている事を言わないで抱え込んでしまう方が思っていた以上にいたことにびっくりしました。

「頼んでいいのかわからなくてなかなか言えなかった」
「クレーマーみたいになってしまうと思って言えなかった」

など理由は様々でしたが、まだまだ聞き取りが足りないと反省したものでした。
動きが悪い業者

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これは移動の早さが遅いとか早いという話ではなく、作業や連絡が遅いという事です。仕事柄、今まで色々な関係業者の方と会ってきましたが、仕事が上手で速い方は連絡や作業なども早い方ばかりでした。仕事を分かっているので対応も早いからだと思います。

もちろん、作業や連絡をするにも「今ちょっと忙しいので時間がかかりますよ」
と事前に言っているならば話は別ですが、一つ一つの物事で

1日でできる事を2日かけてやる、すぐ連絡できる事を先延ばしにする
などの様子では仕事っぷりにも期待はできないでしょう。

ハッキリしない業者

例えば「これはAとBどちらがいいの?」と質問した場合

「Aです。Aは○○に優れていて今回のリフォームとも合っていますので」
と自信を持って言ってくれると安心して決断できると思うのですが、そこで

「う~ん・・・ AもBもどっちもいいんだけどね・・・どっちもいいよ」
ときたら選ぶ方も迷ってしまいます。

スッキリしない状態で決めたものや、「わからない」ばかりで進めていったリフォームではなかなか満足できるものが出来上がらないと思いますし、
工事も誤魔化されてしまうかもしれません。お客さんとしては同じ家で何度もやるわけではないリフォームです。お金を払ってプロに頼む訳ですから、やはり自信を持っている業者に頼みたいものです。

絶対に見るべき、業者対応の5つのポイントのまとめ

  • 嘘をつく業者

  • 約束を守らない業者

  • 頼みにくい雰囲気をプンプンさせている業者

  • 動きが悪い業者

  • ハッキリしない業者

    工事を依頼する前にこの5つのポイントは必ずチェックしましょう。
    失敗する確率を大分減らせるはずです。

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