浜松市南区で台風被害の屋根修復と玄関引き戸交換リフォーム
こちらのお客様は、台風を機会に災害復旧工事をご依頼いただいた浜松市南区にお住まいのお客様です。
今回は、台風で被害が出た瓦屋根と玄関上の板金屋根修理の様子、玄関ドアの交換リフォームの様子をご紹介していきます。
外装の修理をお考えの方はもちろん、年数が経って玄関引き戸が傷んできてリフォームをお考えの方は必見ですよ
今回の被害は浜松に上陸して甚大な被害をもたらした、平成23年9月の台風15号の被害修復工事です。非常にたくさんのお問い合せが集中し、現場確認と雨漏り修理、保険の申請を並行して行わなければならない状況でした。
お電話を頂いてから、一先ず状況を確認するために現場へ伺います・・・
瓦屋根と板金屋根の台風被害修理をしていきます
台風通過直後のS様のご自宅の様子です。玄関部分の屋根がめくれてしまって雨が降り込んでしまう状態でした。屋根瓦も被害があり、早急に修理する必要がありそうです。幸い、深刻な雨漏りにはなっていないようでした。
屋根はお客様自身でブルーシートの一時雨押さえと砂袋での抑えをされていました。
台風15号の被害の時は、工事させていただいた現場数だけでも90件以上。そのため職人が中々現場に伺えず、写真のような一時的な雨漏さえの状態でしばらくの間凌いで頂きました。
玄関屋根の上です。一時しのぎにお客様がビニールシートをかぶせた状態でした。ビニールシートをめくってみると、板金屋根がボコボコです・・・
保険の申請も並行して進めていきますが、屋根の修理も急ぎます。台風15号の被害は浜松市で本当に大きな被害を出したので、人員的にカバーしきれず屋根の修復工事やお見積もりの作成はかなりおまたせしてしまいました。
保険申請後、すぐに工事に取り掛かります。めくれた屋根の防水下地を新しくして、板金屋根の新設工事です。折れてしまった屋根はもう使えないので、新しい板金屋根を葺き直して工事を完了します。
30年以上家を守り続けた、玄関ドアの交換リフォーム
30年以上前に新築された時のままになっていた玄関です。木製の雰囲気のある玄関引き戸ですが、変色して色が変わってしまったことと、ガラスが割れてしまっていることから新しい玄関引き戸にされたいとのご希望でした。
S様の場合は制作した玄関引き戸と雨戸が一体になっている、特殊な玄関だったため、こちらで紹介しているような玄関ドアの交換方法が対応できない形状でした。そのため、既存の引き戸枠に合わせて新しい引き戸を制作しました。
こちらが新しい玄関引き戸を設置した様子です。和風の風合いに合わせて縦格子入りの木製建具を制作しました。素材は耐久性の高いヒバ材を使用しています。ただ、ヒバ材は塗装なしだと黒ずんでしまうため、家の雰囲気に合わせてシックな色合いに塗装しています。
内側から見た引き手の部分です。引き戸を閉めた時に隙間なくピタっと閉まるように、引き戸の合わさる部分に凹凸の溝を彫り込んでいます。
また、リフォームの場合は床面の凸凹を必ず考慮しなくてはいけません。
こちらのS様の場合も引き戸のレールが設置されているコンクリート土間はかなりの凹凸がありました。そのため、引き戸の設置の際は戸車や建具の調整と細かな加工をして、閉めきった時にピタっと収まるようにしてあります。
引き戸自体の加工の工夫と、設置の際の調整の手間を掛けることで引き戸もしっかりと設置できるわけですね
室内側にも内鍵を設置してありますから内側から鍵をかけることも可能です。ただ、今回の制作引き戸は既成品と違って、外側から施錠できる鍵やピッキング対応の鍵となると引き戸の厚みなどの問題から難しくなる点がネックですね。
工事後は「予算の中でうまくやってもらって満足です」と喜んでいただくことが出来ました。S様、ありがとうございました!
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