浜松市南区で築31年目のビフォーアフター – 2階洋間収納リフォーム

2階洋間 (7)こちらのお客様は、昭和54年に大得工務店で新築工事をさせていただいたお客様です。お住まいは浜松市南区になります。

昭和56年以前建築基準の住宅となるため、耐震補強を兼ねて家中を大規模にリフォームさせて頂いています。

住宅設備をすべて交換したりと家中を改装する大規模なリフォームとなりました。量が多いので部屋ごとに分けてご紹介いたします。
今回は2階洋間収納リフォームです。

住まいながらの工事となったため、1階の部屋の収納を複数工事する際に、工事中の荷物の移動や音など大変なご不便をおかけすることとなりましたが、極力効率的に工事をさせていただき、スムーズに荷物移動ができるよう場所ごとに工事を終える方式を取ることで、ご負担が少なくなるように努力しました 。

[font color=”#fff” bgcolor=”#94bfa3″ class=”bd-gray icon-th” size=22 bold=0]2階洋間の耐震補強と収納のリフォーム[/font]

2階の西側の洋室の耐震補強と、収納のリフォームです。
(2階図面は右側のものです)

2階の洋間は照明器具など含めて、新築してから初めてのリフォームになります。壁の仕上げは当時流行の「プリントボード」です。ベニヤに木目の印刷がされたものですが、現在主流の「ビニールクロス」と違ってはがれたりする事がないです。

こちらのお部屋も「プリントボード」表面の変色はあったものの、張り替えるほど傷んでいないと判断して、収納部分のみのリフォームとしました。

[font color=”#fff” bgcolor=”#9cf” class=”bd-gray icon-triangle-right” size=19 bold=0]リフォーム中の様子です[/font]
[flexbox alignh=”center”][flexitem margin=0]2階洋間 (12)[/flexitem][flexitem margin=0]2階洋間 (10)[/flexitem][/flexbox]

左は工事前の様子です。新築当時のままの収納です。
これを上手に撤去したものが右の写真です。土壁の中身が見えますね 。

[flexbox alignh=”center”][flexitem margin=0]2階洋間 (11)[/flexitem][flexitem margin=0]2階洋間 (9)[/flexitem][/flexbox]

こちらにはタンスを置いて使われていました。
ここもクローゼットにするために壁を一度取り払います。右に見える出入口も今回のリフォームに合わせて「外開きの開き戸」から「1本引戸」にリフォームです。

[font color=”#fff” bgcolor=”#9cf” class=”bd-gray icon-triangle-right” size=19 bold=0]収納のリフォーム完成しました[/font]
2階洋間 (7)

入れるものが分かっていると、収納も入れるものに合わせて作る事が出来ます。
最近は服をかける「ハンガーパイプ」も標準的になりました。服を入れやすいように引き出しも取り付けています。

また、棚の高さの調整ができる「可動棚」は入れるものの変化に合わせて調整ができます。無駄なスペースができにくいので、収納空間の有効利用にもなります。収納リフォームではぜひ取り入れたいオススメです。

[flexbox alignh=”center”][flexitem margin=0]2階洋間 (5)[/flexitem][flexitem margin=0]2階洋間 (3)[/flexitem][/flexbox]

左側のクローゼットです。柱があるので柱を境にクローゼットを2つに分けています。こちらは造り付けの引き出し収納と枕棚、それとバッグなどを収納しやすいように可動式のレールを取り付けました。この後棚板を入れます。

また、既成品のクローゼットドアを使用するため既存の柱との間にどうしても隙間ができます。そのため、隙間に調整材を入れてきれいに納まる様にしています。

2階洋間 (2)

隙間の調整材のアップです。白っぽい木の部分がそうです。
寸法や納まりもきれいに納まる様に考えて材料の加工をしなければならないので、新築よりも大変な作業です。全部手づくりなんですよ。
これはクローゼット枠と同じパターンで納めました。

しかし・・・!
きれいに納まった時の嬉しさはリフォームならではのものがあります。

[flexbox alignh=”center”][flexitem margin=0]2階洋間 (6)[/flexitem][flexitem margin=0]2階洋間 (4)[/flexitem][/flexbox]

ハンガーに服をかけた状態でどれくらいの奥行きが無駄が無いか知ってますか?無駄が無いように奥行きを取ると、65cmくらいの奥行きがベストなんです。

それに対して、今回は「クローゼット」の奥行きが約85cmあるので、ハンガーパイプが1列だと奥行きを有効利用できません。ですので、ハンガーパイプを2列取り付ける事で有効なスペースが多くなるように工夫しています。

実際にかけられる服の量が2倍になるわけではありませんが、服の厚い部分の重なりが減るので1本の時と比べて1.5倍くらいかけられると思います

2階洋間 (15)引戸の様子です。

引戸は開き戸と違って引き込むスペースが必要です。そこで、今回は間取り的にクローゼットの横のスペースに引き込む計画となりました。

既成品の建具では対応できない場所なので、引戸用の枠や引戸もすべて造作しています。

[flexbox alignh=”center”][flexitem margin=0]2階洋間 (14)[/flexitem][flexitem margin=0]2階洋間 (13)[/flexitem][/flexbox]

引戸の敷居も手を加えています。リフォーム前に取りついていた開き戸の敷居が見えていたので、上から化粧の敷居をかぶせています。
こうすることで以前の部材が取りついていた後なども上手に隠す事が出来ます。

照明器具も最新のものに交換しました。電気代も安くなります 。

2階洋間 (16)

クローゼットを閉めるとこんな感じです。見た目も非常にスッキリしますね~

 収納量もグッとアップしました。やっぱり収納は大事ですね!

伊藤様ありがとうございました!

[font color=”#fff” bgcolor=”#94bfa3″ class=”bd-gray icon-home” size=22 bold=0]伊藤様の同時施工事例はこちらです[/font]

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